学校公開に行って気付いた不登校の原因と実態

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こんにちは、黒Pちゃんねるです。

 

先日、中学校に通う子供の授業参観に行って参りましたが、、、

最近では授業参加という言葉ではなく「学校公開」という言い方なんですよね。

 

中学校一年生の2学期終盤という小学校から中学校に進学し、楽しいことも嫌なことにも慣れてきたであろう時期。

 

そんな頃合いではありますが、「不登校」になっている生徒さんがクラスで2人もいたということに気付かされると共に、筆者の時代とはだいぶ異なる認識や状況に大きな驚きを覚えました。

 

「中学校二年生に進級したら不登校になってしまった」という、筆者の身近な関係でも起こった事例もあり、そんな訳で今回は「不登校」をテーマにしていきたいと思います。

増加する不登校児童生徒数とその割合

筆者の子供が通う公立中学校(一年生)は1クラスが約30名、学年で7クラスあり一学年の生徒数は200名超。そして一年生の不登校生徒数は7名ということなので、

 

その割合は一年生全体の約3%。

 

参照記事にもある、、、

 

また、全児童生徒に占める不登校の割合は、小学校で0・54%、中学校で3・25%となっていますので、小学生184人に1人、中学生30人に1人が不登校ということになります。

参照:不登校が過去最多、5年連続増加の原因とは ~現場関係者から背景を紐解く~

 

この「中学校で3.25%」という数値とピッタリ当てはまってしまいますね。

 

そして少子高齢化という問題を抱えている真っ只中であって、児童生徒数が統計史上過去最低数となっている状況の中で、不登校児童生徒数が過去最高となってしまっている現実。

 

分母が減り分子が増えていけば、つまり「濃度が濃くなっている」ということですよね。

 

しかしながら近年では不登校を前向き且つポジティブに捉える考え方や動きも出てきているので、不登校は決して悪いことではないとしつつ内容を掘り下げていきたいと思います。

「不登校」と「引きこもり」は異なるもの

出典:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)様

学校に登校していない状態が、ただ学校に行きたくない「不登校」によるものなのか?「引きこもり」から誘発されて起こっているものなのか?

 

「不登校」とは・・・

学校に登校していない状態を指す。登校拒否とも言う。日本における「不登校」の語については、研究者、専門家、教育関係者らの間に全国的に統一した定義がなく多義的である。

参照:ウィキペディア様「不登校」

 

「引きこもり」とは・・・

仕事や学校に行けず家に籠り、家族以外とほとんど交流がない人の状況を指す。現時点では、日本の厚生労働省はこうした状態が6か月以上続いた場合を定義としている。

参照:ウィキペディア様「引きこもり」

 

筆者は本稿に着手するまでは、「不登校=引きこもり」と同一線上に捉えていた節がありましたが、似て非なるこの認識がそもそも誤りであり、同じように認識をされている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?

 

先ずは理由となり得る主たる部分をきちんと把握しておかなければ、解決への道は勿論、その後の対応の仕方やアプローチも全く異なるものになってしまいますよね。

不登校への勝手な思い込みや噂の流布は厳禁

出典:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)様

子供と同じクラスの不登校生徒2名も、話を掘り下げて聞いてみると、、、

  • 引きこもりから不登校になってしまった
  • 単純に学校に行きたくなくて不登校になってしまった

というように不登校に至ってしまった経緯を知ってみれば、その理由や原因はまるで対局であると思うのです。

 

そして悪口や陰口、憶測など、人は特にネガティブな話題の噂話には興味を持ってしまいがちです。

 

生徒の立場でも保護者の立場でも、「不登校」への勝手な認識や思い込みから噂話を流してしまうような行為は「不登校の改善を妨げる要因」にもなり、流布した側はいじめやハラスメント、名誉棄損や誹謗中傷という罪を被ることにも繋がっていくので厳禁です。

 

悲しいかな筆者の子供が通う中学校でも起こっていたことで、誰も幸せにならないような行為行動は慎みましょう。

我が子が不登校になったらどうする!?

出典:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)様

多感な頃であろう時期、日々過ごす中で蓄積されてしまうもの、我が子は大丈夫であろうと心の中で思いつつも、不登校になってしまわないか?心配ですよね。

 

かくいう筆者もそんな親の一人です。

 

  • どのように接すればいいのか?
  • どのように受け入れればいいのか?
  • できることはあるのか?

 

想像すればする程に心配の種も悩みの種も尽きませんし、親としてどのように振舞えばいいのか?実際にその時に直面してみなければ全く分かりません。

 

しかしながら本稿を作成するにあたり色々と見て回った所、親としての気構えで大事なことは「受け入れつつ前を向いて、その先を考えること」なのかな?と。

 

「なってしまったものは仕方ない」

 

世の中、このように切り替えられる強メンタルな人ばかりではありません。

現実には世間体を気にしてしまったり、子供の将来を悲観してしまったりと、そう簡単に割り切れない難しい話なのであろうと。

「解決する」という行為の是非

出典:フリー素材ぱくたそ(www.pakutaso.com)様

専門家、カウンセラー、経験者などなど、、、

不登校に関して調べれば調べるほどに様々な肩書の方が、具体的な内容は割愛しますが様々に解決や対策方法を謳っていることを目にします。

 

しかしながら状況や取り巻く環境は人それぞれ、そもそも解決や対策に向けて動くことが正解なのか?どうなのか?

 

これまた難しくデリケートな部分であると思います。

 

不登校という問題に初めて直面する親だけで乗り切れるほど、甘い問題でもありませんよね。しかしながら「専門家のカウンセリングを受けて悪化する」なんていうケースも報告されています。

 

  • 悩む前にまず行動すべきなのか?
  • 悩んだ末に行動すべきなのか?

 

なんとも難しい判断が求められてしまいそうです。

まとめ

筆者の家庭では中学校一年生の長男、小学校四年生の二男という子供構成なのですが、長男が転校してしまったことをキッカケにそれまでの性格や内面がだいぶ変化してしまいました。

 

幸い不登校や引きこもるといった問題には発展せず、部活や交友関係など本人なりに頑張ってはいるようです。

 

親としては応援し温かく見守ることしかできませんが、状況に負けないことも大切だと思いますが、時として状況から逃げることも必要になってくるのだと思います。

 

なんともまとまりも締まりも無い終わり方になってしまいますが、今しか出来ないことに全力で向き合っていければいいなと思いました。

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